いくつか記事もたまってきたので,ここでまとめておこうと思う。
このページは,固定ページにしておいて,随時更新する予定
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目次
介護職が研究をすることの必要性ー専門性を高めるためにー
介護職の研究がなぜ必要なのかまとめました。
かなり気合入れて書いてます!
介護職を専門職として,他職種にも認めてもらいたい。そのためには,どうしても介護職自身が研究をして知見を積み上げていくことが必要です。それについて,詳しく書いたつもりです。
介護研究の意味と意義
そもそも研究って何?その意義について説明したもの。
そして,介護福祉学の発展には,この研究が必要だ!ってことを書いた。
リサーチクエスチョンを立てる
研究を始める第一歩は,研究テーマを決めて,リサーチクエスチョンを立てることだ。
つまり,「これってどうなんだろう?」という疑問を持つこと。
自分達がいま実践していることでも,普段の介護で疑問に思っていることでも何でもいい。
研究テーマを決めてリサーチクエスチョンを立てよう。
そうすれば,研究の方法は自ずと決まってくる。
研究計画を立てる
リサーチクエスチョンが決まったら,研究計画を立てていく。
まず,先行研究を探してみよう。Google ScholarやCiNiiなどが役に立つ。
先行研究から,自分がどのように研究をすればよいか,わかってくるはずだ。
また,研究計画が立てば,次に同意をとる手続きも必要になる。
そのあたりの注意点も詳しく書いたつもりだ。
条件を比較する研究
研究の具体的なイメージをもってもらうために,介護士のリサさんに登場してもらった。
施設長から,足浴の効果について研究するように言われたリサさんの試行錯誤する様子を見て,
研究がどのようなものか感じてもらいたい。
ここでは,「足浴あり」と「足浴なし」のように,二つある条件をどのように比較するのか,細かい注意点とともに書いてある。
また,筆者が行った研究を紹介して,条件を比較する別の研究も紹介した。
ここでは,研究計画や同意を得る時に,実際にどうやったかも紹介しているので,参考になるかもしれない。
アンケート調査の方法
研究の具体的なイメージをもってもらうために,再度,介護士のリサさんに登場してもらった。
これからは,リサさんがお決まりの登場人物になっていくかも。
施設長から,職員の仕事上のストレスについて研究するよう頼まれたリサさんは,
アキラさんと相談しながらアンケート調査をすることにする。
アンケート調査にも注意しなければならないことがいくつかあり,そのことについて詳細に書いている。
ABABデザインを用いた研究
施設によっては,複数の研究参加者が集められなかったり,「この人のこの部分を研究したい」と,個別の対象者を研究したいと思う場面もあるかもしれません。
例えば,ピック病やレビー小体型認知症など,自分の施設に少数しかいない利用者さんに介入して、その効果を見たい,と考えた場合,参加者の群わけや条件間を比較するというのも難しいことがあります。
そういった単一事例の研究では,ABABデザインという方法が多く用いられます。参考にしてみてください。
またお馴染みの介護士リサさんが登場し,入浴拒否がある利用者さんに対して有効なアプローチについて研究する,という内容です。
「介護研究ーABABデザインを用いた研究ー①」「介護研究ーABABデザインを用いた研究ー②」
また,ABABデザイン使って,筆者が実際に実験した内容も書きました。ボディソニックの効果を検討したものです。実際に研究をおこなうにあたり,どんな工夫ができるのか書いています。
マルチベースラインデザインを用いた研究
ABABデザインは,対象者は一人でも検証できますが,一度Aデザインに戻さないといけない,という問題点があります。
実際の現場では,一度はじめた取り組みをいったんなしにする,というのは,現実的ではないかもしれません。
ここでは,ABABデザインに代わる方法として,マルチベースラインデザインを紹介しています。
質的研究(インタビュー)
アンケートや実験などの量的データではなく,インタビューなどの質的データを扱う研究もあります。
特に,アンケートは,アンケートで準備した質問にしか答えてもらえないので,こちらが回答の予測が難しい場合は,インタビューなどで探索的に聴いていく方がとられます。
ここでは,質的研究のひとつとして,インタビューの方法について紹介しています。
学会発表
学会発表でポスター発表をする方法について紹介しています。
統計について
統計学はこちらの記事がわかりやすくて,これ以上のものは書けないと思う。。。
統計の初歩の初歩から学べる,超優良コンテンツです。
できれば多くの方に読んでいただきたいと思っております。
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