昨日,担当ディレクターから連絡をいただきまして,
既に九州や深夜のBSで放送された「大分発、笑顔で介護したい!介護自慢大会」の内容25分をギュギュっと10分に編集したものが,
NHKの「あさイチ」で取り上げられるそうです。
7月30日(木)9時台に放送予定ということで。
「あさイチ」と言えば,あの「あさイチ」。
えらいこっちゃです。
まあ,僕の顔は出ないらしいんですけど,やっぱり企画者だから所属や名前は出ますよね。
で,その番組を観て,ここにたどり着く人もいるかもしれないので,
ちょっと「介護自慢大会」ついて説明させてください。
目次
介護自慢大会について
もともと「介護自慢大会」って,仕事で介護をやっている人たちに集まってもらって,自分たちの事業所でやっていることを話してもらう,そんな会だったんです。
正式には,「現場介護職員によるわたしたちの介護自慢大会」ということで,いろいろとやっています。(詳しくは,「介護自慢大会」カテゴリーをご覧ください。あ,いろいろと飛び飛びですみません。)
この会は,細々と続いてもう3年目となっていて,今年度はオンラインでやっています。
で,NHKのディレクターである福田さんが見学にいらして,
「介護のことをポジティブに話していることに驚いた。」と。
すべてはそこのアイディアなんだろうな。
「介護をポジティブにとらえよう。」と。
そうやって生まれたのが,今度放送される「介護自慢大会」なんです。
私たちは,「現場介護職員による」とわけるために,
「家族介護者による介護自慢大会」と呼んでいます。
現場介護職員による介護自慢大会
現場の介護職の人たちって,実は明るい方が多いんです。
特にそのなかで「介護自慢大会」に参加しよう,なんて思う人は特に。
この介護自慢大会では,さまざまな「自慢」が発表されます。
今まで上がったのは・・・
・新人の職員研修
・利用者の体重コントロール
・もの盗られ妄想に対する対応
・総合事業の事例
・食事についてのチーム支援
・日常の体操やリハビリを導入する上で工夫したこと
・お仕事ポイント
などなどなどなど,いろいろあるんですが。
どれも,各施設ではわりと「当たり前」思ってやっていることが,
他の施設の職員からしてみると,「あ,その手があったか!」というものなんですよね。
そして,これは栗延のセンス!
「自慢大会!」というネーミングもあって,楽しく発表出来てしまう。
これが「勉強会!」や「研修会!」じゃあダメなんですよね。
自慢大会に福田さんが来てくれて,「介護について明るく語る」自慢大会が印象に残ったと言ってくれたけど,
最初のアイスブレイクから,発表の形式云々,実は結構工夫はしてたりするんですよね。
そして介護職の方は明るい方も多い。
これらが合わさって,介護自慢大会は,とっても明るい会なんです。
家族介護者による介護自慢大会
さて,現場介護職員による介護自慢大会に参加した福田さんが,
栗延に無理難題を突き付けてきました。
「これ,家族介護者も介護について明るく語れる,『介護自慢大会』ができないですかね?」
最初は,「いやー,無理でしょう。」と。普通に思ったし,普通に言いました。
それはたぶん,以前に記事に書きました。
でも,福田さんの勢いに飲まれて,
「介護良いこと日記」のアイディアも産まれ,
福田さんの尽力のもと,なんとか実現できたのが,あのテレビで放送された会なんです。
あれ,実は2020年の1月で,実はたった半年前の事なんですよねえ。
家族の方が介護について明るく語る「自慢大会」。
現場もあの番組の通り,楽しい雰囲気があふれていて,僕自身,ちょっと信じられませんでした。
介護自慢大会のこれから
とりあえず,現場介護職員による介護自慢大会は続けていきます。
(やめるなんて言ったら,メンバーにぼこぼこにされてしまう笑)
本当,全国に仲間を広げていければと思っています。
で,家族介護者の介護自慢大会ですけど。。。
福田さんがいないと,もうできないだろう,とも思っていましたが。
「介護良いこと日記」という武器もあるし,
これだけ注目もしていただいているし,
できるなら,やろうと。そう思っています。
2020年4月から,大分を離れ,埼玉県の浦和大学というところに赴任しました。
4月からコロナの影響でなかなか外部と接することが出来ておらず,
なかなか家族介護者の介護自慢大会については進めることができていませんが,
是非,継続してやらせていただきたいと思います。
ということで,介護自慢大会と栗延を,今後ともどうぞよろしくお願いいたします。